このため、文化庁では、カヤぶきやカヤ採取といった文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術のうち、保存の措置を講ずる必要のあるものを選定保存技術として選定し、その保持者や保存団体が行う後継者の養成、技術の向上などの支援を行っております。
カヤは、水質を浄化する機能があります。大気中の二酸化炭素を吸収します。それを屋根に使い、いずれは有機肥料として土壌還元することで循環型社会が実現していきます。昔の日本人は、カヤ利用を通じて循環型社会の中に生きていたと言うこともできます。それが現代的価値にも通ずるようになっております。 建築家の隈研吾先生は、現代建築にカヤを使うことを率先して行っておられます。
カヤぶきのカヤを替えるというのは、カヤぶきというのもススキなんですけど、そのカヤ場というのを山のところに大体確保しているわけですよ。そこに火を入れて、絶対木を生やさせないようにすると、そういうふうに山を使っている。 それから、あともう一つは、さっき言ったように、ガソリンとか何かないですから、燃料はまき若しくはしばですよ。二宮金次郎が背負っているのはしばの木ですよね。
主要三殿の屋根は従来カヤぶきでございましたが、カヤぶきは生産量が限られたカヤ材を大量に調達しなければならないことに加えまして、施工に多数のカヤぶき職人が必要とされるところ、今回は、限られた供給の中でのカヤ材調達の困難性やカヤぶき職人の不足など、カヤぶきを取り巻く厳しい状況が前回よりも一層深刻化しつつあるという点に鑑みまして、自然素材を用いて短期間に建設するという大嘗宮の伝統を踏まえて、材料調達が容易
村でできるように、もう本当に、すずみをつくるのも、全部村のその町内のカヤを使う。竹もそれを使う。安くできているんですが、最近、もう千人、二千人、三千人と人が集まるようになってしまって、小さなところで、存続がすごく難しいという声をいただきました。
KYBとカヤバシステムマシナリーでは、不正の疑いのある装置は全て交換する方針ということですが、新規受注を取りやめて交換を優先させても、生産能力の限界から、交換の完了が最短でも二〇二〇年の九月、約二年後ですね、までかかる見通しだというふうに聞いております。
ただ、地域を少し離れますけれども、アフリカを見ておりますと、タンザニアの大統領、ジャカヤ・キクウェテという方ですけれども、二期十年で、ことし退任のはずであります。その前の大統領ベンジャミン・ムカパも、二期十年で退任をしています。二期十年で安定的に回していける国というのは、恐らく、国としてもガバナンスが発揮されやすいし、安定勢力になっていくんじゃないか。
そのカヤはどこからとってくるのかといったら、私は埼玉の一番東の外れですから、江戸川という一級河川が流れていて、そこにヨシがいっぱい生えている。当時、産業がそれほどなかったので、復興期の時代ですから、仕事がない。では、何をといったときに、国が、ヨシを刈っていいよという面積を、ある農家の人に権利を与えて、そこを刈って、そのカヤを私ども屋根屋の仕事をしている人間が買い取って、屋根をふきかえていたんです。
営農開始当初、当社は、水田五・三ヘクタールと休耕田、耕作放棄地であった一ヘクタールを、カヤを刈り、重機で農地を整地して、その一ヘクタールに、ソバ〇・六ヘクタール、ブルーベリー〇・四ヘクタールを栽培しました。また、春にしか使用しない水稲の育苗ハウスを活用して、これもまたつくり手が減っております、糸魚川市の特産であります越の丸ナスを三百本生産いたしました。
また、文化庁といたしまして、ふるさと文化財の森システム推進事業といたしまして、文化財建造物の修理資材のうち、特に、こけらぶきですとかカヤといったものにつきまして、植物性資材の安定的な確保を図りますとともに、資材に関する技能者の育成、普及啓発を図るために、資材供給林の設定、資材採取等の研修、さらに、普及啓発のための施設の整備などの事業を行っているところでございます。
そうかといって火を付けなければ、カヤがぼうぼう生えちゃってその下から若い草が芽を出さない、出さなければ牛を放牧してもえさがない。なければますます輸入に頼る、いやもうそんなことぐらいなら牛をやめよう、それで牛は減っていく。 そういう状況の中で牧野組合をなしにできぬなと言うと、私くらいに役立たぬ人間というのは部落中で本当おらぬと思うんですが、だれでもが認めています、それは。
というのも、広大なパイロット事業が完了してから一度も活用されることなく眠っている土地、作物がうまく育たず放棄された土地、石だらけ、カヤだらけの荒れ果てた土地が、この地区に約五十八ヘクタールほど点在しております。国営事業であって、国民の税金を投入し、また、地元の地主においては償還金の返済に苦しみあえいでいるというのが現状です。
○前田政府参考人 今お話にございました入会林野でございますが、これは、地域の人々が旧来の慣習によりまして使用収益している山林原野であるわけでございますが、具体的には、燃料用のまきですとか農業用肥料としての落ち葉、生活資材としてのカヤ等の採取等の目的で活用されてきたものでございます。
そこで、帰島されて出てきた要望でございますけれども、家の周りがカヤやハンノキで覆われていて、一応除草はしてきたけれども、成長が早いから、風通しが悪くなることが心配だという懸念もございますし、島は湿気が多いので、夏場は家が蒸れて立ち枯れ状態になるのが心配との声も出されております。それというのも、八月の間はこの一時帰島はお休みでございまして、帰ることができないんですね。
最近は、もうアシだとかカヤとか竹だとか使って紙をつくる。それはすごい水を汚すわけですね。世界の水を汚しているわけです。だから、紙で中国に援助するとか、さっき言ったWTOの問題にひっかかるのであれば、これは援助だ。つまり、中国というところは、自由主義経済はやっているかもしれないけれども、国の統制がきくところだから、そこに紙で援助をするとか、そういうような方法もあるのではないか。
だから、最終的には、アシだとかカヤだとか、こんなものまで紙にしている。その際、非常に水を汚すんですね。要するに、紙をつくるには大変水が汚れる。それが日本にも流れてきて、結果的には環境破壊もしているわけですよ。そういう面で、私どもは、この問題について、紙を輸出してあげることが逆に中国のためにもなるし、または紙で援助をしていくということもあり得ると思うのですね。
そういうカヤの土地をつくりなさいというふうなことで、三つの条件を提案しまして、最終的には植林をするということが一番多かったわけです。これはほとんど林野庁の方から金をもらいましてやったものですから、現在は一千九百ヘクタールの土地が植林をされております。その結果、山田の方は水が足りないということがなくなってきたわけです。周辺が全部町有地でございますから、外周が国有林になってしまうわけなんです。
それによりますと、文化遺産については文化財保護法の保護措置がとられており、開発からの保護措置はとられているとするとともに、国庫補助による保護措置の事例として、姫路城跡の公有化や越中五箇山相倉集落の保存修理、白川村荻町カヤ屋根のふきかえ等が例示されておりました。
裸地状態に置かれている十三ヘクタール、これは先ほど申し上げたようにカヤや柳はもう既に育っているわけですね。ここを口実に、それの十倍にも当たる面積を開発をした、そこに重大な問題があるわけなんです。そして、こういう開発が先ほど申し上げたように大変な汚濁を引き起こしているということなので、県の言うことをうのみにしないで、きちつと環境庁として対応をしていくべきだというふうに思います。
この裸地にはもう既にカヤや柳が育っているということで、植生の回復が見えていましたし、この沢の水も濁度二十四とかなり低い数値になつていたわけです。自然環境保全条例は自然環境保全法を基本にして制定されているわけですし、それから自然環境保全地域では工作物の新築だとか土地の形質変更などの行為が規制をされています。
それがやれる理由は、実は尼崎市には、大庄湿地帯という広い土地が湿地になっていて、カヤが生えていて何も使えない土地があった。これを阪本市長が考えまして、真ん中に池を掘って、その土を周囲に埋め立てて、真ん中にモーターボートの競艇場をつくって周辺を住宅地帯にしたのですね。その競艇の収入が年間百億円余りあるのです。
そこのところをもっと厳密に伺いたいのですけれども、例えば特に日本の場合、もう歴史的に古く地形的にも大変多様ですけれども、それと同時に田んぼがあるとか畑があるとか、雑木林があるとか、牧がありカヤ場がありあぜ道があります。ため池がある。池がある。小川がある。それからいろいろとそういった生活の中の自然がたくさんありました。 その中で生息してきた生物が非常に多かったわけです。